1.5 今の保険は過渡期。いずれ価格破壊が起きる

航空業界は、JALが潰れかけたように
旧態然の高コスト体質ではやっていけなくなっています。
証券会社もネット証券が主流になり
これまでの大手証券会社は個人からは 稼げなくなってきています。
保険もようやく独立系のネット証券が参入したり 、大手がネット証券の別会社を作り 価格の引き下げを始めました。

ただまだ高すぎます。保険会社が儲け過ぎているのでは?
駅前の一等地に自社ビルを持ち、
セールスレディに高い料率の手数料を払っても
なお社員は高収入です。

本来、みんなで助け合うための保険料が、加入者にではなく、少なからず保険会社側に使われているように思います。


生命保険会社に、自動車保険の事故処理のような 多くの専門スタッフやアフターケア要員は必要ありません。
今のような自社ビルを満タンにするような 社員数は必要ないでしょう。
もっとスリム化してもやっていけるハズです。
保険業界も以前よりは参入障壁が下がってきています。
つまり、価格破壊が起きる環境は整ってきているということです。


今の保険は、保険会社、商品により いろいろな特約が組み合わさり、商品や保険会社ごとの比較がしづらくなっています。
これは高コスト体質の保険会社が 保険料の高さを悟られないようにする策略にしか思えません。

もともと保険は、人の不安をもとにした商品だから、これはいらないとはならず、
あれも必要、これもあった方が安心と、なりやすいものです。
結果、いろいろな特約が付くのが当たり前になり、保険会社の贅肉を維持するのに使われることになります。

ガン保険のひとつの事実として
ガン保険は日本、韓国など 東アジアの一部の地域でしか売れていません。
日本のガン保険はアフラックなどの外資の参入で 始まったので、
てっきり欧米の方が進化している と思ったら、ぜんぜん違います。

外資系保険会社のガン保険の利益の7割は日本からだともいいます。
保険会社にとって、ガン保険がいかに美味しい商品か想像できます。




1.4 元をとろうなどと考えない <-□-> 1.6 チカラになる公的制度



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