1.4 大前提:保険で元をとろうなどとは考えない

保険はもともと、もしものときのために
みんなで支えあおうとする仕組みです。

保険で元がとれるのは、
何か起きてほしくないことが起きたときです。

一番分かりやすいのが自動車保険。
誰も自動車保険の払った分の 元を取りたいとは思わない。
使わなくてすむならそれにこしたことはない。

ただ、起きてほしくないことが 起きてしまったとき、
保険に入っていれば、助けにはなります。


自動車保険で補償される金額は、大きければ億単位です。
このお金は自分も含め、みんなで出した保険料が元手です。
困ったときにみんなで助け合う。
これが保険の基本です。

自動車保険の月々の保険料が5,000円で1億円補償されるとしたら
補償額は20,000倍、保険料の1666年分です。

医療保険はどうでしょう。
月々2,000円の保険料で30万円の保障だったら、
150倍、保険料の12.5年分です。

医療保険が保障してくれる額と保険期間中に支払う保険料の総額。
計算してみるとあまり変わらない。
医療保険の保障は、ほとんど本人が払ったお金だけで
まかなえるよう設計されているようにも見えます。





1.3 リスクは、お金で解決する <-□-> 1.5 いずれ価格破壊が起きる



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